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2010年4月11日 (日)

数学を勉強したい?何のために?

twitterを見ていると、「数学やっとけばよかった」とか「数学は大事」とtweetしている人は多い。

では、数学ができるとはどういうことだろうか。というか、数学ができるようになることに何を期待しているのだろうか。おおむね次のような要素を期待しているように見える。

  • 論理的思考
  • 計数感覚
  • 計算の速さ

これらは数学を勉強することで身につくだろうか?ちょっと考えてみたい。

論理的思考を身につけたい!

うーん、それはね、数学をやったからといって身につくとは限らないんだよ。じっさい、数学者が書いた本でも、全然論理的じゃないものもあるしね(*)。それに、数学的な論理をつきつめるのは危険でもある。不完全性定理を証明したクルト・ゲーデルも精神に失調を来したし。実用的な論理を身につけるなら、MBAのテキストか何かのほうがいいんじゃない?

計数感覚を身につけたい!

残念だけど、数学を勉強してもそれは身に付かないな。数学で具体的な数字の話をすることは少ないから。身につけたい分野の数字をたくさん眺めることのほうが先決だと思うよ。

計算が素早くできるようになりたい!

「そろばん」やるほうが早いと思います。難しい計算なら、電卓使う方法もあります。

…ということで、自分にはどうしても「役に立てる」ために数学を勉強する人にはガッカリする結果しか待っていないように思えてしまうのである。

まあ、必要な知識といえば、累乗、つまり複利の知識をはじめとする金利知識ぐらいだろうか。

(*) フォローしておくと、この人はこの本(をはじめとする数学に無関係な本)が残念なだけで、数学関係のエッセイとか評伝は素晴らしいと思う。「心は孤独な数学者」とか、本当にいい本。

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