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2010年7月11日 (日)

口蹄疫に関する生命保険会社の対応

気づいたのでメモ。

地震などの災害時にはたいていの生命保険会社が、被災者向けの特別取扱いというのをやる。次のようなものだ。

(1) 保険料の払込猶予

多くの保険は、保険料の払い込みが2ヶ月程度遅れると契約が失効する。ただし災害時には保険料を払い込む余裕がないと思われるので、猶予期間を長くしますよ、というもの。どこの生命保険会社も「6ヶ月まで延長」となっていると思う。

(2) 保険金の簡易支払い

保険金や給付金の請求にはいろいろな書類が必要になる。地震などの災害時にはそれらの書類が散逸していたりする可能性があるので、全部の書類が揃っていなくても支払いをしますよ、というもの。

(3) 契約者貸付の簡易対応

貯蓄性の生命保険や年金の場合、保険を担保に生命保険会社から金を借りられる。借金なので借りるときにいろいろな書類が必要になるのだが、(2)と同様、そのときの必要書類を一部省略できますよ、というもの。

各社のホームページを見てみたら、宮崎県の口蹄疫に関連して、上記の特別対応をしている生命保険会社が5社あった。口蹄疫に関しては書類の散逸などの可能性がないので、上記対応のうち一部のみとしている会社もある。また、販売している商品の性質によっても、上記対応のうち一部のみとなる可能性がある。

各社のトップページだけ見たので、他にもやっている会社があるかもしれない。

災害救助法が適用されればどこの生命保険会社もやると思うのだが、農林水産大臣が「県に責任がある」とほざいているとされる状況では、当然ながら国レベルの対応はなされていないだろう。そんな中で自社の判断でこういうことができる会社が、顧客の視点に立った臨機応変な対応と言えるのではないか。

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