« ラストマネー(第1話) | トップページ | 書評:確率論と私 »

2011年9月24日 (土)

ラストマネー(第2話)

「ラストマネー」の第2話。今回は自殺免責か災害死亡か、という話。

清和生命の場合、契約してから2年以内の自殺は保険金が支払われない。今回の被保険者は、加入から17ヶ月で交通事故により死亡なので、自殺と判定されるかどうかが保険金受取人にとっては大きく違ってくる。

で、まずこの「2年以内の自殺が免責」というものだが、今となっては少々古い感がある。現在の自殺免責は3年が一般的だ。

生命保険会社は、自殺免責は長らく1年としていたが、1999年ごろに保険金取得目的と思われる自殺が増加したことから、2年、3年と延長してきた。この点については前にも述べたことがある

シナリオライターの人が、自分の保険契約を見ながら書いたのかもしれないな、などと想像してみる。

閑話休題。

ドラマの冒頭は、「保険月」の説明から始まる。新人の大野が「保険月?」と聞くところから始まるのだが、いくらなんでもこれはない。自分の会社の保険月を知らないのは、せいぜい入社1ヶ月程度だろう。(ドラマに出てくる新人が入社1ヶ月程度だとしたら、今度はお客様のところに同行させるのが非常識。)

それに、この月に査定部が支払い調査を急ぐというのはまずないだろう。不払い問題以降、支払いをないがしろにすると大変なことになる、という認識は各社が持っている。

それにしても何より変なのは、役員会(?)でいきなり「今月はノルマを3倍にします」と言い出して、しかも営業部の部長がびっくりするところ。

まず、生命保険の契約を挙げるのにはそれなりに時間がかかる。「保険月」というのを設定している会社は多く、かつその月はノルマが確かに跳ね上がるのだが、それがこなせるのも、事前に(つまり前の月から)見込み客へのアプローチをちゃんとやっているから。当月になって「ノルマ3倍にします!」とか言われてもできっこない。しかもそれを営業部の部長に知らせることなく言い出すってどうなの、と。

と、本題ではないところは少々ツッコミどころはあるものの、本筋はなかなかよかった。

なんだかんだ言いながら、来週も期待。

« ラストマネー(第1話) | トップページ | 書評:確率論と私 »

保険」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/554939/52804780

この記事へのトラックバック一覧です: ラストマネー(第2話):

« ラストマネー(第1話) | トップページ | 書評:確率論と私 »

フォト
無料ブログはココログ
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック