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2011年9月 5日 (月)

アクチュアリーへのサポート

アクチュアリーは保険会社や信託銀行に不可欠の資格であることから、いろいろと特典を設けている会社も多い。具体的な水準については書けない(し、ここに列挙できるほど事例を知らない)が、ある程度のパターンはあるように思う。

一つは、正会員になったときに「報奨金」等の一時金が支給されるというもの。正会員になったときだけでなく、準会員になったときも支給される会社もある。金額は会社によって大きく異なる。(100万円というのも聞いたことがあるが、本当だろうか?)

一時金形式のほか、正会員になると、資格手当のような形で給与がアップする会社もある。正会員になると昇進するといった取扱いは聞いたことはないが、正会員または準会員になることが(明示的か黙示的かはともかくとして)一定以上の昇進の条件になっている会社は相当にあるだろう。

また、アクチュアリーが多く配属されるような部署では、アクチュアリー試験の前には受験者が優先的に休暇を取れるといったところも多い。ただし、「休暇」といってもいろいろで、単にそれまでの休日出勤の振替休日を12月に取っているだけ、という会社もあれば、通常の有給休暇とは別枠の特別休暇がもらえるところもある。中には1ヶ月といった単位で休暇をくれるところもあるらしい。

試験へのサポートという意味では、他に「社内勉強会を開催する」という会社もある。これは社内にたくさんアクチュアリーを抱えている大手の会社に多い。アクチュアリー会の主催するアクチュアリー講座に参加させてもらえる、という会社もある(受講料は会社負担で)。

いずれにせよ、これらの「アクチュアリーになるメリット」は短期的なものにすぎない(試験のサポートや一時金なんて合格するまでの話だし、資格手当も生活を劇的に変えるほどの額は到底支給されるわけがない)ので、アクチュアリーを目指して就活中の方々はあまりこれらのフリンジ・ベネフィットに囚われすぎないほうがよいと思う。まさにフリンジ(周辺)に過ぎないのだから。

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