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2011年10月22日 (土)

書評:ラストマネー

ドラマ「ラストマネー」もあと1話。第5話と第6話について書こうと思ったが、あんまり保険のテクニカルな話題は出てこないし、今さら
「定食屋で大声で個人情報漏らしまくり」とか、
「開催中にペーペーが乱入できる役員会議室って何?」とか、
「役員会で専務が真ん中に座ってるけど、社長はどこ行ったの?」とか、
そういうことを挙げてもしょうがないので、小説のほうを取り上げる。

この小説は「原作本」ではなく、テレビドラマ以前の主人公・向島が描かれている。ストーリーは4話。

  • ケース1 両親殺傷事件で残された二つの保険金
  • ケース2 事故か? 自殺か? 婚約者ビル転落死の真相
  • ケース3 疑惑の保険金殺人
  • ケース4 家族に残す愛の生命保険金

ケース1~3は2005年の話、ケース4は2011年の話だ。2005年…ドラマを見ている方には分かる、「あの事件」がどうやって起こったのかが語られている。

テレビドラマのほうはいろいろとネタにしてきたが、もともとドラマとしては面白いし、映像になっていない分だけ逆にアラが出てこない(ただ、調査結果を定食屋で話すシーンは出てくる)。

奥付を見ると、保険考証・法律考証・警察考証・医療考証をそれぞれ専門家が行なっていることから、生命保険についての知識を深めることにもなるのではないだろうか(少なくとも私が読んでいて取扱いに違和感を覚えるところはなかった)。

特に最後のケース4は、ここに書くとネタバレになるので書かないが、「そう来るか!」と感心してしまった。確かに普通は知らないよな…

テレビドラマを見ていてもいなくても、どちらが先でも、おもしろく(というと語弊があるのだが)読める本である。

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