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2012年1月 8日 (日)

英語の略語の読み方

TwitterでIFRSをどう読むかが話題になったので、それに関連して。

まずその話題になったIFRSですが、「アイ・エフ・アール・エス」「アイファース」「イファース」の3つの読み方があるように思います。

以下tweetの内容と完全にかぶりますが、まとめがてら書きます。

  • 私の経験では、欧州では「アイ・エフ・アール・エス」と読む人が多いように思います。
  • 逆に日本では「アイファース」「イファース」が多数派だと思います。
  • 日本で「アイファース」「イファース」が多いのは、「アイ・エフ・アール・エス」を続けて発音すると「アイェファーレス」のようになって「アイファース」に聞こえるのと、「アイ・エフ・アール・エス」では音節が多すぎて言いにくいというのは理由ではないかと想像しています。
  • 「イファース」は過去に欧州でもそう読まれていたことがありました。IFRSを「アイファース」と読むと、当時国際会計基準関係の組織で存在したIFRICを「アイフリック」と読むことになりますが、これが発音上"I ****"という4文字言葉に聞こえる危険があるから、という話を聞いたことがあります。
  • これらの議論とはまったく関係なく「イフルス!!」という読み方を主張する方々もいらっしゃいます(笑)。

ちなみにIFRICは国際財務報告解釈指針委員会(International Financial Reporting Interpretations Committee)のことです。

このように、日本では略語の読み方が独特になっているケースがときどきあります。

例えば全米保険監督官協会(National Association of Insurance Commissioners)はNAICと略称されますが、私が知るかぎり米国人はすべて「エヌ・エー・アイ・シー」と読んでいました。ところが日本では「ナイク」と読む人の多いこと。

バリュー・アット・リスク(VaR)はどうなんでしょう?日本では「バー」と読む人が多いですが、あまり欧米でそのように読まれるのを聞いた記憶がないです。Value at Riskと略さずに言うことが多いような気がします。

このように日本での読み方のほうがローマ字に近い読み方をされる、というのが個人的な印象です。理由はIFRSのところで書いたとおり、アルファベットそのままの読みでは(日本語式の読み方だと)長くなりすぎるからでは、と想像しています。

ただし、最近は例外を耳にします。しかも頻繁に。

EUのソルベンシーIIの第5次定量的影響度調査(Quantitative Impact Study)はQIS5と略されますが、日本では必ず「キュー・アイ・エス・ファイブ」と読むんですよね。
ところが欧州では「クィス(またはクィズ)・ファイヴ」と読むのが普通のようです。というか、そう読んでいるのしか聞いたことがありません。"Quiz"と同じ発音になるから言いやすいのでしょうか。

このQIS5のように、欧米であっても略語はアルファベット読みとは限らないところがまた悩ましいところです。ケースバイケースで覚えていくしかないですね。

なお、アクチュアリーや会計関係者にとってなじみの深い略語"GAAP"の発音は、万国共通のようです。実際、こんなジョークがあります。

Q: What is trendy clothing store for actuaries?

A: The GAAP.

おそまつでした。

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>Q: What is trendy clothing store for actuaries?

>A: The GAAP.

おいおい

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