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2012年5月

2012年5月19日 (土)

ラー油の錯覚

ちょっと前にtwitterで流れてきた話ですが。

「ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし」という本の、楽天ブックスでの評価がひどいことになっています。

楽天みんなのレビュー:ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし

とにかくもう、「ラー油と間違えて買ってしまった。本だとは思わなかった。紛らわしい。返品不可はありえない」の嵐です。中には5冊も買ってしまった人もいます。

結果、いまは書籍紹介のページ

※こちらは本です。ラー油ではありません。

と書いてある状態です。(でもこれも目立つ書きぶりではないので気付くかどうか…)

さて、このように間違えた人達をバカの一言で切り捨てることもできるわけですが、この本を読むとそうも思えなくなります。


中にはほとんどありえないような錯覚を起こす例がいくつも載っています。例えばこの動画。

The "Door" Study

ある男性が、白髪の男性に道を教えてもらっています。途中で看板が運ばれてきて、2人の間を通過します。通過した後、白髪の男性は引き続き男性に道を教えるのですが、教えてもらう男性は看板が通過した時にまったく別人に入れ替わっているのです。しかし白髪の男性は全然それに気付きません。

このような事例が本書にはいろいろと載っており、(上の動画を含め)そのうちのいくつかは以下のURLで見ることができます。そして、それらの多くが「何でこれに気付かないの?」という、ラー油本と同じことが起こっていることを見て取ることができます。

http://www.theinvisiblegorilla.com/videos.html

しかしそれにしてもラー油本の件、気の毒なのは本の著者ですね。表示が紛らわしいのも返品不可なのも楽天のシステムの問題であって、従って星1つにしている人達はすべて楽天のシステムを星1つと評価しているのに、あたかも本自体の評価が低いようにしか見えなくなってしまっています。

ということでラー油と間違って買ってしまった方には同情はしますが、レビューに怒りをぶちまけるのは違うよなあ、とは思うわけです。

ちなみにamazonは13レビュー中星5つが12件となっています。


こちらの本は未読なので、機会を見て読んでみたいですね。

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