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2013年2月 2日 (土)

社名変更

生命保険会社関係で、2月1日に思わぬプレスリリースが2つ出ました。

それぞれ、「ネクスティア生命」が2013年5月14日から「アクサダイレクト生命」に、「アイリオ生命」が2013年4月1日から「楽天生命」に社名を変更する、というものです。

実はその前にもう一つ、社名変更を発表している会社があります。

富士生命」が2013年4月1日から「AIG富士生命」に社名を変更するということです。

そこで、社名変更を行う3社のプロフィールをちょっとご紹介。

ネクスティア生命→アクサダイレクト生命

ネクスティア生命は2008年4月に営業を開始した、日本で最初のネット専業生保です。当初はSBI、アクサ、ソフトバンクの共同出資会社(SBIが55%、アクサが40%、ソフトバンクが5%)で「SBIアクサ生命」という社名でしたが、2010年2月にSBIが撤退し、アクサの子会社として2010年5月に「ネクスティア生命」に社名変更しています。したがって、今回は生保会社として2回目の社名変更ということになります。

アイリオ生命→楽天生命

アイリオ生命の前身は「エキスパートアライアンス共済(EXA)」という、いわゆる無認可共済です。2005年7月の保険業法改正によって、無認可共済は保険会社か少額短期保険業者のいずれかになる(または事業を廃止する)ことを選択する必要に迫られました。この結果EXAは生命保険業免許を取得し、2008年8月から「アイリオ生命」として営業を開始します。
楽天とは2010年から資本・業務提携を開始し、2012年10月から楽天の子会社となっています。

富士生命→AIG富士生命

富士生命は、中堅損保「富士火災海上保険」の子会社です。1995年の保険業法の全面改正によって、損保が生保子会社を持つことができるようになりました。これを受けて大手・中堅損保各社は1996年10月から一斉に生保子会社の営業を開始しました。富士生命もその一つです。
富士火災は2011年2月のTOBを経て、2011年8月にAIGグループのメンバーであるチャーティスの100%子会社となっています。

以上を見るとわかりますが、社名変更をする3社には共通点があります。

  • 変更後社名は、その会社がどのグループに属しているかを示す社名になっている。(ネクスティア:アクサグループ、アイリオ:楽天グループ、富士:AIGグループ)
  • 「新たにグループに入ることになった」のではなく、現時点ですでにそれらのグループに属している。

つまりいずれもグループとしての知名度を活かすように社名変更を行うということで、逆にいえば一定の知名度がなければ生保販売も厳しさを増すようになってきたのかもしれません。

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