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2021年9月24日 (金)

アクチュアリー試験の合格まで何年かかるのか?(2020年度試験合格者版)

2020年度アクチュアリー試験の合格者が発表されました。

まず大きな情報としては、全科目合格者が100名となったということが挙げられます。この数は現在の試験制度になってから最多ではないかと思います。過去20年ほど調べましたが、これまでの最多は2014年度の95名でした。

さて、その全科目合格者100名の、全科目合格までの年数分布は次のようになりました。

  • 3年:3名
  • 4年:6名
  • 5年:7名
  • 6年:14名
  • 7年:9名
  • 8年:2名
  • 9年:9名
  • 10年:9名
  • 10年超:34名

合格者数が最も多いのは6年(14名)となっているものの、前回と比べて全般的にやや年数が伸びています。平均は9.7年でした。

前回は5年と8年に山があったのですが、5年の山が6年にずれ、8年の山が10年超に向けてよりなだらかに分布するようになったイメージです。メジアンも9.5年となっており、全体的に年数の長いほうに分布がずれた印象がありますが、これが継続するのかどうかはわかりませんね。

全体的に年数が長くなったということは、長らく試験を受けていた人の中に合格者が出たということでもあります。今回、20年超が3名いまして、これもおそらくは過去最多ではないかと思います。

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